2010年8月9日月曜日

SpeedTeam Froyo v2.5 Last test ですと。

SpeedTeam Froyo v2.5 Last testが出たので、また焼いてみた。
今回はSpeedTeam Froyo v2.2からSpeedTeam Froyo v2.5 Last testなので、流石にワイプはしなかった。

変化点は特に無いが、敢えて言うならはCyanogenMod設定のDSP設定の項目が追加されている。
ヘッドセット用と本体スピーカ用に分けて設定出来るようになっている。
それぞれにイコライザーがあり、ヘッドセット側にはホールシミュレートができる。
ただ、24bit以上で内部処理するとも思えないので、使えば使うほど音質劣化につながる。
「デジタルは劣化しない」
大嘘である。
電卓で割り算、掛け算を繰り返した後、逆の計算を行っても決してもとの数字には戻らない事は皆さんも良くご存知のことと思う。
16ビットの精度の数値を処理して、その精度を保つには16ビットで計算していてはいけないのである。
音色を決めるのは「倍音」だが、その高次倍音になると僅かな違いにより敏感になってくる。
「そんな高い(大体15KHz以上)の周波数帯の音なんて殆ど人の耳に聞こえないよ」
正解である。
しかし、それが倍音成分と言うことになると事情が違ってくる。
音の雰囲気というか、気配という要素には欠かせない。
本体スピーカのほうならともかく、ヘッドセットで使うのは百害あって一利なしと個人的に思っている。
CPUパワーを削ってまで音を劣化させる事も無いので、話のネタ程度にとどめておくことをお勧め。

今回はオーバークロックカーネルを導入していない。
CyanogenMod RC2にoc614を導入したときは極めて安定していたが、Reduxの時もSpeedTeamの時も安定しなかった。
もちろんoc614の作者dumfuq氏も使用はRC2を前提としている。
前回SpeedTeam v3.0を入れた時もそうだったが、RC2以外には安定性の為にoc614は入れない方が良いようだ。

あと、今回SpeedTeam Froyo v2.5 Last testを上書きした後は、デフォルトでスワップが有効になっていた。
SpeedTeam 2.2の時はスワップ有効ではなかったのにどういうことだろう?
もちろんSpeedTeam Froyo v2.5 Last test上書きによって前回突っ込んだ/init.d/のスワップ有効にするスクリプトも消えている。
まぁ、今回はしっかりとfr-patch134.txtパッチが有効になっていると言うことだろう。

そういうことなので、今回はSpeedTeam Froyo v2.5 Last testとGappsと日本語フォントを入れただけで、後は何もしていない。
それでいいのだ。
結局はシンプル伊豆ベストなのだ。

シンプルついでに、FroyoROMの装飾設定や、自分の滅多に使用しない機能はバッサリと切っておこう。
最新機種に少しでも追随するためには、我慢するところは我慢し、切り捨てるところは潔く諦めよう。
「骨を斬らして、皮を斬る」の精神である。(イヤ、反対だ)
画面遷移のアニメ、視覚効果、サーフェスディザリング等。
現在はHomeのメモリ常駐も、Homeアプリの贅肉をゴッソリとそぎ落とせばしなくても良いはずである。(スワップ等無しはモタつく場合もあるかも)
タスクキラーで不要プロセスの停止も必須である。(アラームなどのように殺すと機能しなくなる物もあるので、ご注意!)

それにしても、SpeedTeam Froyo v2.5 Last test と「Last test」言うふうにうたわれているって事は、次バージョンは正式版なのだろうか?


◎アーカイブ
SpeedTeam v2.5(一発フラッシュ詰め合わせ)
(SpeedTeam Froyo v2.5 Last test + Gapps + 日本語フォント)

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